2008.02.02 (Sat)


テレビの世論はデマゴーグ

主権者は誰だ

小林よしのり編集長の雑誌「わしズム」は創刊号から本人のペダンティックな(というより単なるコスプレ趣味の)写真が表紙を飾っていたのに辟易して買わなかったが、今回は「デマと冷笑のテレビ特集号」なので初めて本屋で手に取ってみた。(表紙はキャスターに扮した小林よしのり)
裏表紙が山田洋次と吉永小百合の反戦映画「母べえ」の全面広告なのが気に入らなかったが、大枚1000円を投じて買った。

八木秀次の「テレビキャスター&コメンテーター『思想チェック』大マトリックス」に興味を持ったからだ。

冒頭、沖縄の琉球新聞の目取真俊との論争を小林よしのりが紹介している。
論争と言っても、強制集団自決に関して小林氏が反論するチャンスを一度だけ与えられて、その後は一方的に論敵に紙上で反論され放題という極めてアンフェアな取り扱いだった。

日取真の「集団自決は日本軍のいなかった島では起こっていない」というレトリックの罠を打ち破り、左翼が「軍命」→「軍強制」→「軍の関与」と次々と言い換えて旧日本軍を悪者に仕立てようとする意図を嘲笑している。

薬害肝炎問題賠償金には防衛費を削れと雛壇に並んだ国会議員に息巻くみのもんた。
東国原知事の「徴兵制あっていい」発言に、「自分の子供を戦地に送れない」と反論した室井祐月。
そんな映像を国民に見せつけて、テレビは世論と言うデマで政治を動かして行くという。

いまテレビで売れっ子の宮崎哲弥が

「影響力を担保するにはテレビに出る必要がある。500部くらいしか出ない書籍でどうやって社会を動かすのか。テレビに出ない知識人なんてブロガー以下だと思う」

と言った。

ブロガーも随分舐められたものだが、確かにもっとテレビで露出して欲しい評論家は沢山居る。
軽薄な宮崎哲弥よりも中国に詳しい宮崎正弘がその1人だ。


「だが我々一人一人の存在もまたメディアである。大マスコミに対抗する知の防波堤を少数ながらこちらから生み出せば、その一群を排除した宇宙は完成しないのである。まあ、見ていろである」(小林よしのり)

という小林の結語は一弱小ブロガーのPonkoも持っていたい心意気である。

前述した八木秀次のマトリックス図を再現出来ないのは残念だが、言葉で言えば、図の左がリベラル(比較的穏当な表現にしたが左翼と言い換えても間違いではないと八木氏はいう)、右が保守、上が自立、下が国際協調となっている。そして右上の第1象限が反米自主防衛、左上の第2象限が非武装中立、左下の第3象限がアジア外交重視、右下の第4象限が親米・日米同盟維持となっている。
やはり左下の第3象限に落ち込むキャスターや解説者が圧倒的に多い。

筑紫哲也がただ1人何故か図からこぼれ落ちた右下の枠外に位置しているが、既に引退したからだろうか、それとも問題外の外ということか。
左下のコーナーには鳥越俊太郎、寺島実郎、加藤千洋、関口宏、岸井成格、小倉智昭らがひしめいている。
この象限にはほかに古館伊知郎、小宮悦子、田原総一朗、田丸寿々、みのもんた、福留功男、村尾信尚らが居る。
テレビ界はいかにサヨクに牛耳られているかの証左である。

右下の第象限には辛坊治郎 、三宅久之、竹村健一、和田圭、木村太郎、松本方哉、橋本五郎、安藤優子、大塚範一。

第1象限には櫻井よしこ、橋下徹、勝谷誠彦。
第2象限には左上のコーナーにただ1人、箸にも棒にも引っかからない太田光が居る。
なお、左が主として「自虐史観・靖国参拝反対」、右側が「東京裁判史観見直し、靖国参拝賛成」となっている。

八木氏は辛坊治郎の発言を常に共感を持って聞いていると言うが同感である。

「政治に関して言えば、報道番組、ワイドショーの論調がそのまま有権者の投票行動を決めるなど、地上波テレビの影響力はかつてないほどに高まっている。新聞の論調などものの数ではない」
安倍内閣の崩壊についても

「問題は政策の中身ではない。テレビがそれをどう伝えるか。イメージによってすべては決まると言って過言ではない。地上波テレビは国民の政治行動を決定するメディアの王者として君臨している」

「日本国憲法は国民に主権があることを謳っている。しかし、実態は、テレビに主権があるといっても間違いではない。いや、テレビで発言するニュースキャスターや解説者こそ主権者なのだ」

Ponkoも同様な危機感を持つ。
だからこそ反日勢力の最大の装置であるテレビと、そこに登場する売国キャスターや解説者を俎上に乗せているのである。


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