2022.11.19 (Sat)
安倍元首相は愛子天皇を認めていた?
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俄かに高まる愛子天皇待望論

皇室の話題で販売部数を上げようとする週刊誌を始めするメディアが愛子内親王を褒めたたえるのは、女性天皇を実現するための陰謀かとすら思われる。
テレ東BIZ(2022/11/18)
愛子さま伊勢神宮参拝されず…両陛下側近職員
来月に21歳の誕生日を迎える愛子さまが20歳のうちには伊勢神宮を参拝されないことが分かりました。天皇皇后両陛下の側近職員が18日までに明らかにしました。皇族はこれまで即位や成年、進学などの節目に伊勢神宮を参拝することが多く、去年成年した愛子さまが参拝されるかに注目が集まっていました。側近職員は、黒田清子さんの例を理由に挙げ、天皇家の女性は必ずしも成年を機に参拝していないとしました。伊勢神宮には先月秋篠宮家の長男悠仁さまが初めて単独で参拝されていました。
Newsポストセブン(同上)
愛子さま「お伊勢参りの先延ばし」の背景にある“圧倒的人気”と“愛子天皇待望論”
愛子さまが伊勢参拝を先延ばしにされる理由は、その“圧倒的人気”にもあると皇室関係者は言う。
皇室関係者
「自然体でありながら品格を感じさせ、ご立派に務められた成年会見以降、皇族としての愛子さまの存在感は確固たるものとなりました。その愛子さまが参拝されるとなれば、多くの人が殺到するでしょう。人が集まれば密になり、新型コロナの感染拡大を促しかねません。これは絶対に避けなくてはならないこと。すでに第8波に入ったという報道もされており、判断を保留にせざるを得ないのでしょう」
愛子内親王は人気タレントか。
一方では故安倍元首相が実は女性天皇反対ではなく、愛子内親王が女性天皇になることを認めていたというトンデモ記事を流す週刊誌も現れた。
安倍元首相亡き後、いま御存命でないのをいいことに、フェイクニュースがメディアに満ち溢れている。
「死者に口なし」という言葉の通り、反論も出来ない安倍元首相が不憫でならず、怒り心頭に発している。
プレジデントオンライン(2022/11/16)
「愛子天皇」誕生を認めながら「皇位継承順位は変更しない」安倍元首相が描いた皇室像の大矛盾
11月10日発売の『文藝春秋』で、元NHK政治部記者でジャーナリストの岩田明子さんが、安倍晋三元首相は生前「愛子天皇」の誕生を認めていたと書いている。これについて、神道学者で皇室研究家の高森明勅さんは「安倍元首相のプランは、『愛子天皇』誕生を認めていた一方で『悠仁さままで皇位継承順位は変更しない』とするなど、数々の矛盾点があった」という――。
■「男系男子」にこだわっていたわけではなかった
政治記者の中で最も故・安倍晋三元首相に食い込んでいたと評価される元NHKの岩田明子氏。彼女は現在、「文藝春秋」に「安倍晋三秘録」を連載中だ。今月号(12月号)のタイトルは「『愛子天皇』を認めていた」。
このタイトルを見て「あれ?」と思った人も少なくないだろう。安倍氏といえば、皇位継承問題について「男系男子」限定という明治以来の“縛り”に頑固にこだわっていた政治家、というイメージが強いからだ。しかし、そのような一般的イメージと安倍氏の実像には少しズレがあったようだ。
(以下略)
「『男系男子』限定という明治以来の“縛り”」だそうだ。
呆れてものが言えない。
秋篠宮悠仁親王という正式の皇室継承者がありながら、愛子天皇を持ち上げるメディアは日本の伝統と歴史を破壊し、日本を崩壊させようとする反日勢力だという陰謀論を主張せざるを得ない。
そして何よりも残念なのは安倍元首相の口から、その思いを語って頂くことができないことだ。
【参考】岩田明子(ウィキペディア)
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2017年10月号の文藝春秋において「安倍総理『驕りの証明』」と題する記事を寄稿し、安倍政権の失速の理由を分析し、その失速原因は「驕り」にあると指摘し、以下の解説を行った。
戦後70年談話、安全保障法制の成立を目指していた2015年を安倍政権は天王山としていたと指摘し、戦後70年談話、安全保障法制という天王山を乗り切り、ウイングを広げ、支持率を回復した成功体験が、「驕り」へと繋がっていったとした。その「驕り」が発現し始めたのは2015年10月の内閣改造であり、第三次改造安倍内閣では、自派閥から閣僚を4人起用し、3人は専門分野でない閣僚起用であり「適材適所」のスタイルが崩れたと解説した。
2016年通常国会での施政方針演説「驕り」が鮮明になったとし、その理由に、従前の施政方針演説では、「建設的な議論」を呼びかけていたのに対し、挑発的な文言を並べていたことを挙げた。
また、2016年8月の内閣改造では、「適材適所」を捨て、派閥力学を重視する姿勢に拍車がかかったとし、閣僚起用のあり方について見解を述べた。
外交に対しても、安倍が掲げた「地球儀俯瞰外交」について、日本と各国との個別の関係を強化し、国際世論で主導権を握ることが目的であったにもかかわらず、ただ強固な日米同盟を演出するだけになっているとし、何のための「地球儀俯瞰外交」だったのかと解説した。
2017年7月NHKの世論調査において、安倍内閣を支持しない理由として、「首相の人柄が信用できないから」の選択肢がトップだったことに触れ、内閣改造などの政治的なテクニックでは、局面の打開はできない、また自らの問題を忘却の彼方に追いやる政治手法では、国民の信頼を回復することは難しいと解説した。
アベガーの一味に過ぎない。
NHKをぶっ潰せ!
↓↓↓正式な皇位継承者を無視して愛子天皇待望論を唱えるのは陰謀だ


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2021.03.24 (Wed)
皇位継承問題で分かるパヨクたち
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女性・女系天皇で日本崩壊か
23日「皇位継承めぐる有識者会議」が開かれた。
目的は「安定的な皇位継承」を実現するため。
女系天皇を認めるか、皇室を離れた元女性皇族の皇室活動をどう支援するかについても議論するという。
メンバーは・・・
大橋真由美(上智大学教授)
清家篤(慶應義前塾長)
冨田哲郎(JR東日本会長)
中江有里(俳優・作家)
細谷雄一(慶應義塾大学教授)
宮崎緑(千葉商科大学国際教養学部長) NHKの元ニュースキャスター
の6名。
国家の一大事をなぜこの6名に託すのか意味が分からない。
単なる助言を得る為とはいえども、もっと適切な人間が居るだろう。
例えば「男系継承」一択の竹田恒泰氏とか。
保守派の青山繁晴参院議員とか。
葛西敬之JR東海名誉会長とか。
まったく適切でない人間が外野から文句を言っている。
その一人は立憲民主党の蓮舫。
「旧皇族の皇籍復帰疑問視『理解得られない』、『女性宮家の創設」を検討せよ」(産経ニュース)という。
もう一人は共産党の志位和夫委員長。
共産党は皇室断絶を狙っているから参考にはならない。
しかし女性宮家は女性・女系天皇への道を開くことになる。
日本の皇位を断続・消滅させ、日本人の精神的支柱を失わそうとするパヨクの思う壺である。
毎日新聞は今日の社説で皇位継承問題を先延ばしにして来たと安倍前首相を批判した。
「安倍前政権は19年4月30日の上皇さまの退位以降も議論を先延ばしにしてきた。喫緊の課題を避けてきた政治の責任は極めて重い。」
「各種世論調査では、女性・女系天皇を容認する意見が7割前後に上っている。有識者会議はこうした世論も踏まえつつ、女性・女系天皇について議論を深めるべきだろう。」
「自民党内には、戦後に皇室を離脱した旧宮家出身の男系男子を皇籍に復帰させる案もある。しかし、離脱後70年以上たち、皇族の教育も受けていない人たちが皇位継承資格を持つことに国民の理解は得られまい。」
地方紙も安倍前首相の責任を追及している。
WEB東奥(同上)
皇位継承の有識者会議初会合/女性・女系天皇の論争必至
皇位継承について安倍前政権の危機意識は薄かった。17年2月、首相公邸。「40年先でいいんじゃないか」。当時の安倍晋三首相は、退位を巡る有識者会議メンバーとの会食で、継承策を決める時期について平然とこう言ってのけた。
当面は秋篠宮さま、悠仁さまと続くから「大丈夫」との理由だった。「男系維持と女系容認の意見は交わらないから、今は決められない。いざとなったら、この国は神風が吹く」とまで語り、メンバーをあきれさせた。
パヨクを煙に巻いただけの話である。
日経新聞(同上)
白河桃子・相模女子大大学院特任教授「女性天皇、拒むの不自然」
女性の社会進出がますます進む現代で、男性しか天皇を継承できないというのは一般の国民にとって理解しにくいのではないか。
女性の天皇をかたくなに拒むのは不自然に映る。
軽佻浮薄なフェミニズムが日本を滅ぼす。
これからも赤いメディアのスクラムは進むだろう。
次は話変わって北朝鮮。
北の刈上げ肥満児がまた短距離巡行ミサイルを2発ぶっ放した。
バイデンは「ゼンゼン問題ナーイ」と言ったそうな。
TBS「Nスタ」(2021/3/24)
北朝鮮、短距離巡行ミサイル発射
米は静観 "通常の軍事活動"
バイデンは「発射は挑発行為か?」との記者の質問に対し・・・
バイデン
「ノー! 国防総省によれば、いつものことで、何も新しい問題は生じていない」
北朝鮮との対話も前向きな姿勢は崩さないという。
大丈夫かバイデン。
ナレーション
「安全保障問題を担当するサリバン大統領補佐官が、来週ワシントンで日本と韓国の高官と会談する予定で、トランプ前大統領と比べ、同盟国重視の姿勢を鮮明にしています」
トランプ前大統領は同盟国を重視しなかったと決めつけて、貶めたいTBS。
韓国は「北発射は巡航ミサイル2発 『安保理決議違反』では無い」(産経ニュース3月24日)としているとか。
まったく呑気なものだ。
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2019.11.05 (Tue)
男系天皇否定するテレ朝に竹田恒泰氏が孤軍奮闘
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日本の伝統を破壊しようとするテレ朝・朝日新聞
「日本の尊厳と国益を護る会」(青山繁晴会長)が日本皇室の伝統である男系男子皇位継承を維持するために、旧宮家の功績復帰を提言する一方、その伝統を破壊し日本を破壊しようとする反日メディアが猛威を振るっている。
今朝のテレ朝「羽鳥慎一モーニングショー」でも左翼思想のコメンテーター達が、男系天皇を主張する竹田恒泰氏を一斉に猛反撃した。
テレ朝「羽鳥慎一モーニングショー」(2019/11/5)

世論調査では女系・女性天皇を容認する声が多数だというのがその根拠である。
街頭インタビューで・・・
「愛子さまがなってもいいのではないか」
「男だの女だのと気にしてるのは日本だけなので、何か堅苦しい」
という無知蒙昧な街の声を紹介。
山下晋司(皇室ジャーナリスト)
「天皇(現上皇)の退位に国民8割-9割が賛成してその力が国会を動かすという前例ができた。
天皇のお考えを聞いてはいけないのかとずうっと疑問に思っている。
5月のお代がわりが非常にスムーズにいったのでその考えを強くした」
ブログ主は最初、天皇陛下はお疲れのようだからと退位を容認していたが、いろいろ考えて反対する気持ちの方が強くなった。
間違った女系・女性天皇推進の声を強くしたという点で今ではお恨み申し上げている。
玉川徹
「伝統は世の中が変われば変わって行くものだ。
側室のいない現在では男系は半分になってしまうので合理的な話ではない。
側室を止めたのは時代が変わったからだ。
世論が重要だ」
世につれて変わって行くものは伝統とは呼ばない。
安倍晋三氏(2012年2月の文芸春秋で)
「2000年以上の歴史を持つ皇室と、たがたたが60年あまりの歴史しかない憲法や移ろいやすい世論を同時に論ずることはナンセンスだ」
まさにその通りだ。
この時、安倍氏は旧宮家の皇室復帰も提案している。
青木理
「この番組でもコメントしたが、国民の総意に基づいて考えなくちゃいけない。
男系男子に拘泥するのか、玉川さんのいうとおり、女性を認めた方がいいんじゃないかと議論すべきだ」

竹田
「将来、男系の血筋を引かない天皇が成立した時に、認める人と認めない人が居るのが問題だ。憲法で国民の象徴だというのに」
その通り!
いま「女性自身」などの雑誌は愛子天皇陛下のキャンペーン中だが、愛子天皇など実現した皇室は絶対に認めない。
天皇陛下への崇拝の念は捨てる。
海の王子様こと小室某が天皇陛下になった場合も。
コメンテーターが一斉に反対した。
山下
「歴史的な伝統を踏まえるのも大事だが、いま皇室の方のお考えがどうなのか尊重したいと思う」
伝統を守ってこその皇室である。個人の意見が言える庶民とは違う。
公式典範の議論の経緯を竹田氏が紹介すると・・・
玉川
「終戦直後の話だ。簡単に言えば。男女平等とか何にもないじゃないか(笑)」
菅野朋子(弁護士)
「国民の意志に沿うのか?」
竹田
「10年以上の小泉政権の時の世論は女系・女性天皇を容認すべきが95%以上だった。
その後、女系天皇、女性天皇の違いとか歴史の話しとかあって徐々に変わった。
非常に印象的だったのは、ご懐妊前の「朝まで生テレビ」に出席したが、議論した後、アンケ―ト結果は当然女系・女性天皇に行くかと思ったら逆だった。
田原(総一朗)さんも戸惑ってしまって、『何でこんな結果になるんだ』と言ったのをよく覚えている。
僅か半年あまりの間に4000万人位の意見を変えたという事実がある」
この時、これは世論を反映していないと否定した馬鹿な若いコメンテーター(古市憲一?)が居て、ブログ記事にした記憶がある。
玉川(馬鹿にしたように笑いながら手を振って)
「違うでしょ。世論調査と番組観てる人では全然分母が違うじゃないですか!」
竹田
「朝まで生テレビは別の話。私が言いたいのは半年の間に数千万人が意見を変える。
国民世論と秋の空だ
国民世論だけでやれというのは乱暴な意見だ」
青木も玉川もコメントの最中に、「あとで世論調査の結果が出ると思うが」、とたびたび言っていた。
早くその話に移れと催促しているのがミエミエだった。
女性蔑視だ、時代は変わって来たと俗論で日本の伝統を破壊しようとするのが目的なのである。
戦後、GHQが皇族の断絶を狙って宮家を廃絶したという歴史的事実をコメンテーターが触れなかったのはなぜか。
(つづく)
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2019.05.15 (Wed)
男系天皇を主張する八木秀次教授と阿比留瑠比記者
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立民党の「皇位継承問題を考える会」の出席者 僅か5人
万策尽きた時に考えるべき皇位継承問題を、まだ幼いとはいえ秋篠宮悠仁親王という立派な後継者がおられるのに、やれ女性天皇だの女性宮家創設だのと言い募るメディアや評論家達は共産党のように皇室断絶を狙っているとしか思えない。
同様に酷いのは皇室を一般家庭のように考えて、天皇陛下の敬宮愛子内親王を女性天皇にすればなどとノーテンキな事をいう輩もいる。
いや一部には、その方向に向かって世論を誘導する動きもある。
しかしかねてより、八木秀次麗澤大学教授は男系の血筋を継承すべきだと主張している。
ZAKZAK(2019/5/14)
『女系・女性天皇』6割超賛成の危険性… 八木秀次教授、皇統は「男系の血筋を継承すべき」 産経・FNN世論調査
産経新聞社とFNNが11、12両日に実施した合同世論調査で、極めて深刻な結果が出た。「女系天皇」に賛成が64・2%で、「女性天皇」に賛成は78・3%だったのだ。女系天皇の誕生は「皇統の終わり」を意味するものだが、その危険性が明確に理解されていないようなのだ。皇室制度に詳しい麗澤大学の八木秀次教授に聞いた。
「万世一系とされる皇統は一貫して男系継承で、天皇の正統性の根拠といえる。126代の天皇はこの原理を外れたことはない。皇位継承を、感情論や女性活躍といった次元で論じてはならない」
八木氏はこう語った。
まず、「女性天皇」と「女系天皇」はまったく違う。女性天皇は過去に8人10代存在したが、すべて男性の天皇や皇太子の皇女だった女性が即位されたもので、「男系女子」の天皇である。
一方、女系天皇は、女性天皇と民間出身の夫の間に生まれたお子さま(男女問わず)が即位する場合であり、その時点で男系の皇統は終わる。男系を簡単にいうと、父方だけをさかのぼれば皇室と血のつながりがあることである。
八木氏は、皇位継承の基本を次のように示す。
(1)皇統は一貫して男系継承(2)過去の女性天皇は「男系の女子」(3)女性天皇は、次期天皇(男系の男子)が幼少などの理由で中継ぎ役(4)女性天皇のお子さま(女系)が天皇になったケースはない(5)過去の皇統断絶の危機には、別の男系の血筋から天皇となっている(6)皇位は直系継承ではなく、あくまで男系継承である。
こうした基本を踏まえて、八木氏は総括する。
「GHQ(連合国軍総司令部)占領下だった1947年、皇籍離脱を余儀なくされた旧11宮家の系統の男子に皇籍に戻ってもらうべきだ。初代天皇以来の男系の血筋を引く家系だ。その男系の男子を、男性の継承者が存在せずに廃絶する可能性がある宮家に『養子』として迎え、宮家を存続できるように皇室典範を改正するのも一案だ。いずれにせよ、万策尽きるまで、男系継承の道を探るべきだ」
産経新聞の阿比留瑠比論説委員は俄かに騒がしくなってきた「女性宮家創設」に反対している。
産経新聞(2019/5/1)
皇位継承、歴史の重み 女性宮家創設論には問題
阿比留瑠比
令和の御代(みよ)を迎え、政府は安定的な皇位継承の確保の検討を本格化させる。このまま皇族が減少していくのを放置できないのは明らかだからだ。ただ、そのための一案として譲位特例法の付帯決議に盛り込まれた「女性宮家の創設」には、見逃せない陥穽(かんせい)がある。
現在、与野党を問わず女性宮家創設や、現在は皇室典範で父方の系統に天皇を持つ男系の男子に限られている皇位継承資格を、女性や女系の皇族の子孫に拡大することを検討すべきだとの意見が根強くある。
とはいえ、これはあまりに安易に過ぎよう。
仮に女性宮家を創設しても、一時的に皇族減少を防ぐだけで皇位継承資格者が増えるわけではなく、その場しのぎでしかない。
皇室典範を改正し女性宮家当主やその子孫に皇位継承資格を与えるとすれば、それは1日に即位された天皇陛下を含め126代にわたり例外なく続いてきた男系継承の伝統の大転換になる。
「一度切れた歴史はつなげない」(寛仁親王殿下)のである。
女性宮家の配偶者をどう探し、その身分をどうするかという問題もある。
戦後、連合国軍総司令部(GHQ)の意向で皇籍離脱した旧宮家や、それ以外の皇統に連なる男系男子の皇籍復帰に対する批判論の一つに「長年民間人として暮らしていた人や、その子孫が皇族となることへの違和感」というものがある。
だが、例えば女性宮家の配偶者は皇族とすると定めたとしたら、「生粋の民間の男性」が皇籍を持つことになる。旧皇族の復帰はだめだが、もともとからの民間男性に皇籍を付与するのは問題ないとするのでは理屈が逆立ちしている。
また、そもそも「女性皇族方は宮家当主となることを望んでおられない」(政府高官)との複数の証言がある。
現行制度上、結婚すれば皇籍を離れる立場にある秋篠宮家の眞子さまであっても、婚約内定後に一連の騒動が起きている。これが宮家当主だったら、もっと注目され、報道も過熱していたことは想像に難くない。
一番の問題は、女性・女系天皇の容認は、取り返しのつかない大きな混乱を招きかねないことである。
平成18年2月、宮内庁が秋篠宮妃紀子さまのご懐妊の兆候を発表した際、女性・女系天皇を認める皇室典範改正に熱心な当時の小泉純一郎首相と、慎重派の安倍晋三官房長官との間でこんなやりとりがあった。
安倍長官「誠におめでたいことですが、これで皇室典範改正はよくよく慎重にしなければならなくなりました」
小泉首相「なぜだ」
安倍長官「生まれてくるお子さまが男子でしたら、皇室典範改正は正統な皇位継承者であるこのお子さまから継承権を奪ってしまうことになります。(皇子同士が皇位継承で争った)壬申(じんしん)の乱になりかねません」
小泉首相「…そうか」
皇室の悠久の歴史の中で守り続けられた男系継承という伝統を、後世の浅知恵で曲げれば、皇位の安定的継承どころかかえって禍根を残すことになろう。(阿比留瑠比)
安倍長官と小泉首相とのやりとりが目に浮かぶようである。
安倍首相はトランプ大統領との会談でもこのようにアドバイスをして信頼を得ているのではないと思うのは褒め過ぎか。
皇室問題を毎週取り上げて販売部数の増加を狙う「女性自身」の記者は世が世なら不敬罪でブタ箱入りの発言をしている。
朝日新聞系のAERA(5月20号)の座談会の最後のコメント:
近重幸哉(「女性自身」皇室担当記者)
「現行の皇室典範のまま進めば、ゆくゆくは悠仁さまが皇位を継承されることになります。けれども、私は皇位継承者がお一人しかいないという状況は、避けるべきだと思います。
先日報じられたお茶の水女子大学附属中での事件もあり、何が起きるかわかりません。
上皇陛下が望まれているのは、時代を超えた安定的な皇位の継承ではないでしょうか。」
秋篠宮悠仁親王の身を案じているとは言え、「何が起こるか分らない」と不吉な事を云うのは不敬罪に相当する。
もっとも今の世には不敬罪は存在しないが。
極めて例外的な生前退位をされた上皇陛下が愛子内親王を天皇陛下にさせたいと思っているなどとまことしやかな噂が流れているが、絶対に反対である。
ネットを見ると秋篠宮家を非難する記事やコメントが多いのに驚く。
子供の教育がなってないとか、秋篠宮妃の人身攻撃などである。
神聖であるべき皇室が戦後の悪しき民主化で開かれ過ぎて、三文雑誌やテレビのネタになっているのは憂うべきことだ。
笑ってしまうのは立憲民主党。
今日、国会内で「安定的な皇位継承を考える会」を開いたが、参加したのは僅かに5人!
「女系天皇」や「女性宮家」に賛成する国民が多い事から、夏の参院選でこれを主張して票稼ぎする算段らしいが、記者団から「自分達の方が多い」と揶揄された。
産経ニュース(2019/5/15)
立憲民主が「安定的な皇位継承を考える会」開催も出席者5人

立憲民主党は15日、令和への改元後初めての「安定的な皇位継承を考える会」の会合を開いた=15日午前、国会内(千田恒弥撮影)
立憲民主党は15日、国会内で「安定的な皇位継承を考える会」(会長、海江田万里元経済産業相)の会合を開いた。新元号「令和」最初の開催となったが、出席者は5人にとどまり、皇室問題に対する関心の低さを露呈した。
「世論調査で、女性宮家や女性天皇に関する国民の意見が出ている。これはこれとして参考にしながら、政党として問題を議論していきたい」
海江田氏は会合でこう述べ、安定的な皇位継承のあり方について、党として積極的に取り組む考えを示した。6月上旬までに党の提言をまとめる方向で、出席者の1人は「立法府で取りまとめた案を政府が検討し、その上で立法府で議決する形が取れたらベストだ」と述べた。
立憲民主党は最近、男系継承の伝統を変えることになる「女系天皇」や、女性皇族が結婚後、宮家を立てて皇室に残り皇族として活動する「女性宮家」を前向きに議論する姿勢をアピールしている。賛成する世論が大きいとみて、夏の参院選で積極的に訴えることも念頭に置いている。 とはいえ、今回の出席者は海江田氏や山尾志桜里衆院議員ら5人にとどまり、記者団からは「われわれの方が多い」との声も漏れた。国民の前に、まずは党内の理解を求める必要がありそうだ。(千田恒弥)
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