2023.08.10 (Thu)
麻生副総裁、台湾発言の波紋
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戦う意志を示さないと攻められるのが国際常識

麻生副総裁の「戦う覚悟」が良い意味で波紋を呼んでいる。
支那の走狗であるタマキ・デニー沖縄県知事は早速「話し合え」と麻生副総裁に文句をつけた。
地方の一首長にしては「身の程知らず」の発言である。
その発言を共同通信社がセッセと配信した。
共同通信(2023/8/9)
沖縄知事、麻生氏発言に苦言 「戦う覚悟」巡り、中国と対話を
沖縄県の玉城デニー知事は10日の記者会見で、自民党の麻生太郎副総裁が台湾海峡の平和と安定に強い抑止力が必要だとして、日米や台湾に「戦う覚悟」が求められていると発言したことに苦言を呈した。「従来の政府方針に反するとの指摘がある。政府は誤った受け取られ方をしないよう、中国側と丁寧な対話を重ねてほしい」と求めた。
玉城氏は、沖縄県内に米軍基地が集中し、自衛隊配備も急速に拡大していると指摘。「抑止力強化がかえって緊張を高め、不測の事態を生ずることがあっては絶対にならない」とも強調した。
抑止力を強化することで「不測の事態」が起こる筈がない。
仮に起こったとすれば、それは抑止力が足りなかったせいである。
共同通信の北京支社が支那の反応を配信し、日本のメディアが一斉に拡散した。
共同通信(2023/8/9)
麻生氏「戦う覚悟」発言に抗議 中国「身の程知らず」と批判
在日本中国大使館は9日、訪問先の台湾で日米や台湾に「戦う覚悟」が求められているとした自民党の麻生太郎副総裁の発言を巡り、「身の程知らずで、でたらめを言っている」と批判する報道官談話を発表した。「中国の内政に干渉し、台湾海峡の安定を損なう」として、日本側に対し抗議したとも明らかにした。
同時に「台湾は中国の台湾であり、台湾問題を解決するのは完全に中国の内政だ」と指摘。「もし日本の一部の人間が中国内政と日本の安全保障を絡めるなら、日本は誤った道に入ることになるだろう」と牽制(けんせい)した。
麻生氏は7~9日の日程で台湾を訪問。8日の講演で、台湾海峡の平和と安定には強い抑止力が必要で、そのため日米や台湾に「戦う覚悟」が求められていると主張していた。(北京 共同)
「身の程知らず」とは随分と日本国を見下したものだ。
宣戦布告の前触れだといっても良い。
しかし、産経新聞の阿比留瑠比論説委員は「その意義」を伝えている。
麻生副総裁の考え方は「安倍氏が習近平国家主席と会談するたびに、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の防衛に関して「日本の意思を見誤らないように」「私の島に手を出してはいけない」などと繰り返し伝えていたことと一致する。」
・・・と。
過去記事で「安倍元首相が麻生氏に乗り移ったか」と書いたのも当然だ。
麻生氏は演説の中で1982年のフォークランド紛争はイギリスのサッチャー英首相がアルゼンチンにフォークランドを守るという意志を明確に伝えて置かなかったからだと述べている。
産経新聞(2023/8/10)
阿比留瑠比の極言御免
「戦う覚悟」を伝える意義
有料記事なので最後部分だけご紹介する。
産経新聞さん御容赦・・・
台湾に同行した鈴木馨祐元外務副大臣は・・・
「台湾を攻めようと思っているのであれば、戦う覚悟を持ってほしくないので反発するでしょうね。そりゃ反発はすると思う。(日本の意思が)ちゃんと伝わっていることが大事だ」
と述べたと言う。
9日昼、中国が軍事的圧力を強めている台湾を訪問していた自民党の麻生太郎副総裁の同行者の一人から、こんな国際電話がかかってきた。
「台湾のテレビでは麻生さんの発言の話題で持ちきりだ。私もあそこまで言うとは驚いた。『台湾有事は日本有事』と言った(盟友の)安倍晋三元首相を意識したんじゃないかな」
この同行者は出発前から「麻生さんは、台湾で何を言うだろうか」と楽しみにしていた様子だったので、ずばり期待通りだったのだろう。くだんの麻生氏の発言とは、8日に台北市内で行った講演での「抑止力」に関する次の言葉である。
「お金をかけて、防衛力を持っているだけではダメだ。戦う覚悟、いざとなったら、台湾防衛のために防衛力を使うという明確な意思を相手に伝えることが、抑止力になる」
(中略)
もちろん、中国の反発は予想された。だが、台湾に同行した鈴木馨祐元外務副大臣はあっさりと記者団に語っていた。
「台湾を攻めようと思っているのであれば、戦う覚悟を持ってほしくないので反発するでしょうね。そりゃ反発はすると思う。(日本の意思が)ちゃんと伝わっていることが大事だ」
きちんと重く受け止め、反発してくれるぐらいでなくては、かえって困るということかと納得した。
ところが、反発や批判の矢を飛ばしたのは中国ばかりではなかった。
「戦う覚悟というのは極めて挑発的な発言だ。日本に必要なのは戦う覚悟ではない。憲法9条に基づき、絶対に戦争を起こさせない覚悟こそ求められている」
8日の記者会見で、早速こう強調したのは共産党の小池晃書記局長だった。抑止力を機能させるためには、相手に「使う意思」を伝えなければならないという麻生氏の主張と、全くかみ合わない。
自国の憲法を振りかざして「絶対に戦争を起こさせない覚悟」を持てば、他国はそれに平伏するという世界観は、自国を中心に世界が回っていると考える天動説の一種ではないか。自己愛を満たす妄想の世界と、現実の区別がつかないどこかの中学2年生のようで、見ていて痛々しい。(論説委員兼政治部編集委員)
世のなか「中2」が多すぎる。
【追記】
産経新聞の「ZAKZAK」から・・・
ZAKZAK(2023/8/10)
自民・麻生太郎副総裁の「台湾有事」を念頭にした「戦う覚悟」発言に中国が逆ギレ、半ば恫喝のような報道官談話を発表
自民党の麻生太郎副総裁が訪問先の台湾で「台湾有事」を念頭に、「日本、台湾、米国をはじめとした有志国には『戦う覚悟』が求められている」と発言したことに、中国の習近平政権が「でたらめ」「身の程知らず」などと逆ギレしている。だが、麻生氏の発言は、一部の語句は過激に感じるが、事前に調整されたものだった。そもそも、「台湾統一」への野望を燃やし、ことあるごとに台湾周辺で軍事演習を行っているのは中国ではないのか。
「外部勢力と結託し、台湾独立を図るいかなる挑発行為も失敗に終わる運命だ」「日本に媚び、台湾を売り渡す行為は台湾の民衆に災いを及ぼすだけだ」
中国外務省の報道官は9日、こんな談話を発表した。
在日本中国大使館も同日、「身の程知らずで、でたらめを言っている」「中国の内政に干渉し、台湾海峡の安定を損なう」「台湾は中国の台湾であり、台湾問題を解決するのは完全に中国の内政だ」「もし日本の一部の人間が中国内政と日本の安全保障を絡めるなら、日本は誤った道に入ることになる」などと、半ば恫喝(どうかつ)のような報道官談話を発表した。
だが、麻生氏の発言は、常識的な内容だった。
「『台湾海峡の平和と安定』はわが国はもとより、国際社会の安定にとって重要だ」として、「最も大事なことは『台湾海峡を含むこの地域で戦争を起こさせない』ことだ」と訴え、「日本、台湾、米国をはじめとした有志国に強い抑止力を機能させる覚悟が求められている。戦う覚悟だ」と語ったのだ。
訪台に同行した自民党の鈴木馨祐政調副会長も9日夜、BSフジ番組で、麻生氏の講演について、「政府内部を含め、調整をした結果だ」と述べた。相当に配慮したものであることを示唆した。
むしろ、中国こそが、台湾海峡の危機を高めている。
習国家主席は昨年秋の中国共産党大会で、台湾問題について「祖国の完全統一は、必ず実現しなければならない」「決して武力行使の放棄を約束しない」と述べた。昨年夏、ナンシー・ペロシ米下院議長(当時)が訪台した際は、台湾を取り囲むように大規模な軍事演習を行い、日本の排他的経済水域(EEZ)にも弾道ミサイル5発を撃ち込んできた。
まさに、「お前が言うな」という感想しかない。
中国に精通する評論家の宮崎正弘氏は「麻生氏は『日本が戦う』と言ったわけでもなく、今の国際常識を述べたに過ぎない。中国の反発はルーティンワークみたいなところがあるし、台湾問題で危機を高めているのは間違いなく中国自身だ。逆に、日本政府の中国に対する姿勢は弱腰ではないか。いつも『極めて遺憾だ』と言うだけではなく、もう少し強めの言葉を打ち出した方がいい」と話した。
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2023.08.08 (Tue)
麻生副総裁の台湾演説を批判するパヨクメディア
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日本は支那と戦う覚悟だ?
麻生副総裁が台湾を訪問した。
それだけでも画期的である。
その麻生氏が日台の連携と防衛力強化の重要性を強調した演説をした。
安倍元首相の霊が乗り移ったかと思うような見事な演説だったが、早速、国内のパヨクメディアが「日本を戦争に巻き込むな」と反対している。
メディアは麻生氏が「戦う覚悟だ」と演説したと書いているが、録画で見る限り事実では無い。
朝日新聞デジタル(2023/8/8)
麻生氏、台湾海峡情勢巡り「戦う覚悟だ」
台北での講演で抑止力強調
台湾を訪問している自民党の麻生太郎副総裁が8日、台北市内のホテルで講演した。中国の軍備増強を前に、台湾海峡の「平和と安定」の重要性を強調し、「日本、台湾、米国をはじめとした有志の国に、非常に強い抑止力を機能させる覚悟が求められている。戦う覚悟だ」との考えを示した。
麻生氏は講演で、台湾海峡をめぐる情勢について、軍事演習などを行う中国の動きに警戒感を表明。「台湾海峡の平和と安定は日本はもとより、国際社会の安定にも重要」との認識を示したうえで、「最も大事なことは、台湾海峡を含むこの地域で戦争を起こさせないことだ」と語った。
岸田政権内では、中国が台湾に侵攻する「台湾有事」への懸念があることを踏まえ、麻生氏は「金をかけて防衛力を持っているだけではだめ。台湾海峡の安定のために使う明確な意思を相手に伝えて、それが抑止力になる」と主張。「日本の毅然(きぜん)とした態度は岸田政権以後も変わらない」と述べた。(台北=白見はる菜)
日刊ゲンダは更に煽っている。
日刊ゲンダイ(2023/8/8)
麻生太郎氏また失言!
台湾で「戦う覚悟」の“リップサービス”に《巻き込むな》と批判殺到
自民党の麻生太郎副総裁は8日、台北市内で講演した。Ⅹ(旧ツイッター)では「台湾訪問中」がトレンド入りし、世間の関心を集めたのは講演での“リップサービス”だ。
中国が軍事的圧力を強めるなか、台湾海峡で戦争を未然に防ぐためにも、日本や台湾、米国は「戦う覚悟」を示す必要があり、それが抑止力になると主張したからだ。
麻生氏は「有志の国々に非常に強い抑止力を機能させる覚悟が求められている時代はないのではないか」などと鼓舞したつもりだろうが、戦いとは無縁であろう日本人政治家からのメッセージ。台湾の若者にも迷惑だろうといった批判の声が相次いでいる。
《闘うのは我々現役世代。勝手なリップサービスは迷惑極まりない。戦争を防ぐべく政治家は存在している》《すでに中国に機密情報ダダ漏れですし。。台湾もいい迷惑だと思う…》《アジア諸国に迷惑かけるな》《本当に迷惑なジジイやね。自分が竹槍持って戦う分には勝手にしろだが。他人を巻き込まないでほしい》
同日、松野博一官房長官は、麻生氏の台湾訪問について「政府としてコメントすることは差し控えたい」と話したが、台湾の人たちには余計なお世話だろう。
産経新聞も「中国の反発招く可能性も」共同新聞の記事を配信している。
産経新聞、お前もか・・・
産経新聞(同上)
「戦う覚悟」で抑止力強化 麻生太郎氏、台湾訪問中に講演
中国反発招く可能性も
自民党の麻生太郎副総裁は8日、訪問先の台湾で講演した。軍事的圧力を強める中国を念頭に、台湾海峡の平和と安定には強い抑止力を機能させる必要があり、そのために日米や台湾には「戦う覚悟」が求められていると主張した。挑発的な発言と受け取られかねず、中国のさらなる反発を招く可能性もある。(共同)
しかし夕刻になって講演主旨を出した。
産経新聞(2023/8/8 20:26)
「大事なことは台湾海峡を含むこの地域で戦争を起こさせないこと」
自民党麻生副総裁の台湾基調講演要旨
【追記】

今日の「あさ8」は島田洋一先生を招いて・・・
「LGBT法とエマニュエル大使」
「ニューヨークの移民問題」
「外国籍の子の在留特別許可」
「次の総理は石破氏がトップ」
「秋本議員が1000万円受領」
その他を論じている。
見損じた方は是非ともご覧頂きたい。
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2023.03.04 (Sat)
日本の退役戦闘機が台湾を守っていた
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親日国台湾 ダメなコリア
かつて日本は朝鮮半島と台湾を統治したが、いまだに日本を忌み嫌う朝鮮半島人に比べて、台湾人は日本で勉強した李登輝元総統や日本に帰化した金美齢さんを始めとする親日派が多いのは御承知の通り。
そんな親日台湾を国交がないという理由で成田国際空港を使わせないという理不尽なことを、かつて日本はした。
「台湾に感謝の広告」に募金殺到(2011/4/27)
しかし裏では日本の航空自衛隊が退役した戦闘機(F104J)を台湾に譲って守っていたという事実を産経新聞の記事で始めて知った。
実際に決めたのはアメリカだが・・・
その戦闘機は今では台湾の成功大学の構内に展示されているという。
産経ニュース(2023/3/3)
断交後の台湾守った日本の戦闘機 裏面史を元空将補まとめる
日台断交後の台湾に航空自衛隊を退役した戦闘機が引き渡され防空任務に就いていた-。こんな冷戦期の裏面史を、日本の対台湾窓口機関で勤務した元空将補、尾形誠氏(67)が台北駐在時の調査や近年公表された資料を基に取りまとめた。一部の航空・軍事愛好家には断片的に知られていたが、全容が明らかになるのは初めて。空自の部内誌に近く掲載される。
台湾に引き渡された航空自衛隊の戦闘機は、米国が開発したF104の日本仕様で単座のJ型と複座のDJ型計37機。台湾の空軍が1986年から90年代前半まで運用し、中国軍に対抗して台湾海峡の制空権を確保するのに貢献した。台湾のF104全7個中隊のうち、1個中隊が日本の機体を使用した。
日本は59(昭和34)年にF104の採用を決定。費用の一部を米国が援助し、主にライセンスを得た日本企業が国内で生産した。86年に退役し大半は解体廃棄されたが、援助額に相当する状態の良い機体を米国に現物返却し、米国がアリゾナ州で保管して海外への軍事援助に充てる予定だった。だが、実際には米国はこれらの機体を米本土に戻さず、日本から直接、台湾に送った。(以下有料記事)
そんな台湾に比べて、一方の韓国は日本に対してどういう態度を取っているだろうか。
いわゆる徴用工、正しくは応募工の解決案を6日に発表するという。
その案として、「過去の宣言や首相談話の継承を日本側が表明する案を検討している」という。
ダメだコリャ(コリア)!
産経ニュース(2023/3/4)
韓国政府が徴用工解決策発表へ 韓国紙「6日にも」 日本企業参加前提にせず
「中央日報は、早ければ今月中旬にも尹氏が訪日し、首脳会談する案も進めていると報じたが、政府間の協議はなお予断を許さない状況だ。」
岸田首相は広島G7に韓国の尹大統領を招待するという。
駄目だ、コリャ!


2022.11.16 (Wed)
お粗末な岸田首相と韓国
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チャイナに舐められ韓国に舐められ
今年は日中国交正常化50年周年とか。
支持率が30%台になった岸田首相は3年ぶりに習近平と会談する。
意気込みだけは凄いが、日本がODAで怪物に育ててしまったチャイナの習近平に鼻先であしらわれるに違いない。
毎日新聞(2022/11/16)
岸田首相、習主席と初の正式会談へ 日中首脳、対面は3年ぶり
岸田文雄首相は17日午前(日本時間同)、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議出席のため、政府専用機でインドネシア・バリ島のバリ国際空港を出発し、同日午後(同)、タイ・バンコクのドンムアン空港に到着する。その後、中国の習近平国家主席と会談する予定だ。習氏との対面による日中首脳会談は2019年12月以来、約3年ぶりとなる。
会談では、中国による東・南シナ海における海洋進出や台湾・香港情勢などが議題となる見通し。首相は13日にカンボジアで開かれた東アジア首脳会議(サミット)でもこれらの話題に言及した。
首相は16日、バリ島で記者団に「日中関係にはさまざまな可能性もある一方で、さまざまな課題や懸案もある。主張すべきはしっかり主張し、対話をしっかりと重ねながら協力すべき課題は協力をする。建設的かつ安定的な日中関係を構築していく。会談がそのスタートとなるようにしたい」と語った。
(以下略)
「主張すべきはしっかり主張し・・・」というが、残念ながら岸田首相にその胆力があるとは見えない。
日本のODAがチャイナを育てたと書いたが、岸田政権はその愚を繰り返そうとしている。
ロシアの肩を持つ諸国にODAの援助をして、「不適当とは考えてない」と松野官房長官は言い張った。
日本国民が収めた税金の無駄遣いをするな。
産経新聞(2021/11/15)
ロシア非難反対国に138億円 松野官房長官「不適当とは考えてない」
松野博一官房長官は15日の記者会見で、日本の政府開発援助(ODA)による無償資金協力が、ロシアのウクライナ侵略を非難する国連決議に反対した国にも供与され、18カ国で計138億円に上っていることについて「ただちに不適当だとは考えていない」と述べた。「国際秩序が動揺する時代に入り、ODAを含むさまざまな手段で外交的な働きかけをしていくことは重要だ」と強調した。
岸田首相は韓国の尹錫悦大統領と会談した。
する必要など更々無いのにである。
毎日新聞(2022/11/16)
日韓「少し前進」、首脳会談を評価 自民合同会議
自民党の外交部会などの合同会議が15日開かれ、13日の岸田文雄首相と韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領との正式な日韓首脳会談を評価する声が上がった。
(以下略)
なお昨日の毎日新聞では・・・
韓首脳会談で「枠組み前進」 自民外交部会、評価の意見相次ぐという見出しだったから、「少し前進」と訂正したことになる。
実際には何も前進していないし、日本としては前進させる必要もない。
いわゆる徴用工問題については韓国内で解決すべき問題でありI日本としては韓国軍のレーダー照射問題については「韓国側は照射の事実さえ認めていない」。
岸田首相はヘラヘラしていないで、韓国に釈明を求めるべきである。
海上幕僚長は記者会見で「ボールは韓国側にある」と明言した。
産経新聞(2022/11/15)
海上幕僚長「ボールは韓国側に」 レーダー照射問題
海上自衛隊トップの酒井良海上幕僚長は15日の記者会見で、平成30年12月に起きた韓国海軍駆逐艦による海自哨戒機へのレーダー照射問題に関し「ボールは韓国側にあると認識している。今後、韓国側から整理された回答があると認識している」と述べた。
酒井氏は、レーダー照射問題と韓国による自衛艦旗(旭日旗)の不当な排斥を日韓の防衛当局間の問題として挙げた上で「2つの問題が明確にされない限りは防衛交流を推進する状況ではない」と強調した。
招待しなくてもいいのに岸田首相は韓国を11月6日の国際観艦式に招待した。
その岸田首相自身は観艦式に私服で参加して大方の不評を買った。
歴代の首相は礼服にシルクハットで参加したからである。
韓国の尹大統領が参加し韓国海軍に旭日旗に敬礼させたため韓国の野党とメディアは大反発。
しかし中央日報は「自衛艦旗と旭日旗は違う」という参加前の韓国内のコジツケを報じていた。
【中央日報】(2022/11/3)
韓国国防長官「自衛艦旗と旭日旗は違う」発言が論争に 「赤色の円の位置が違う」

韓国海軍が今月6日の海上自衛隊観艦式に7年ぶりに出席することに関連し、数日間論争が続いている。国際慣例上の行事に参加する場合、韓国の将兵が旭日旗と同じようなデザインの自衛艦旗に敬礼しなければならないためだが、「自衛艦旗と旭日旗はデザインが違う」という軍当局の立場と「同じ旭日旗」という反論の立場が正面からぶつかっている。
卓賢民(タク・ヒョンミン)元青瓦台(チョンワデ、旧大統領府)儀典秘書官は3日午前、フェイスブックに掲載した文で「2022年国防部は日本海軍旗として使われている旭日旗が旭日旗ではないとの主張をしている」とし「2018年韓国国防部は日本海軍が旭日旗を付けて観艦式に出席するといって青瓦台とともに対応方案を議論した。その間に日本海軍旗は変わっていない」と言及した。
卓氏は「すでに日本報道機関と政府はこの旭日旗がその旭日旗だという立場」と主張した。あわせて国防部に対して「なぜ国家の立場がこのように軽くなったのか。なぜこのように嘆かわしくなったのか。今後政権が変われば国防部はこの旭日旗が再びその旭日旗というのだろうか。恥ずかしい。みじめなことこの上ない」と批判の矛先を向けた。
また「尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府はどうしても日本観艦式に出席すると判断した」としながら「あらゆることをこのような形のごり押し主張と弁解を並べれば、この政府の判断と主張を誰も信頼したり理解したりできなくなる。どうしてこの癖を直せないのか」と叱責した。
最後に「観艦式の参加を放棄できないならば、他の解決法を悩んでみるよう勧める。国民の感情を考慮しながら『象徴』に対して悩めば答えを探すことができる。そのような努力をするようお願いする」と付け加えた。
これに先立ち、李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官は先月31日の国会国防委員会全体会議で該当議の論争に対する質問を受けて「デザインは類似しているが赤色の円の位置が違う」とし、自衛艦旗と旭日旗は違うという趣旨で反論した。
李長官は「(自衛艦旗は)やや傾いている。形状は似たようなものに感じられるが、2つを横に並べてみれば違いがある。違う。だが現れるイメージ、その感じは似ていると見ることができる」と主張した。
(以下略)
このようなお粗末な国と日本は国交正常化する必要があるのか。
↓↓↓チャイナに立ち向かい韓国は無視せよ


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2022.11.06 (Sun)
北朝鮮の暴発は日米韓が原因?とTBS「サンモニ」
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北朝鮮を刺激するなと
北朝鮮は狂ったように連日、ミサイルを撃ち上げている。
お隣の韓国も気が気ではないだろう。
しかし今日のTBS「サイテーモーニング」で・・・

礒崎敦仁慶応大学教授
「韓国は北朝鮮に対して非常に上から目線の物言いで強硬姿勢を崩さない」
・・・と韓国を批判していた。
しかし休戦中の北朝鮮も韓国に対して上から目線でドッチもドッチである。
続けて・・・
礒崎
「バイデン政権が北朝鮮問題に本腰を入れてないと北朝鮮は見極めたということだ。
韓国は過去に比べると大人げない。
北朝鮮としては今のアメリカ・韓国とは対話・交渉の余地がない。そうすると朝鮮半島情勢がエスカレートしていき偶発的な事が起こり得るのではないかと大変懸念している」
随分と北朝鮮寄りのコメントだ。
ならずものの北朝鮮は米韓の軍事演習に腹を立ててミサイルを撃ち上げただけである。
それを見て米韓は軍事演習の期間を延長して金正恩に更に圧力を掛けた。
辺真一「コリアリポート」編集長は衝突の危機がいまでになく高いと熱弁を振るって危機感を煽る。
田中優子(法政大学前総長)はなぜ今この時期に北朝鮮を刺激する米韓共同演習をするのかと米韓を批判。
田中優子
「他人の事は変えられられないが、自分のことは変えられる。
日本も含めて、この状況を収めていく方法を本気で考える時期に来ていると思ってます」
改めなければならないのは日米韓の方であるという。
関口 宏
「そうかも知れませんね」
北朝鮮を刺激するなと薮中氏
薮中三十二
「朝鮮半島は危険水域に入ったと思う。随分お金も掛かる。『何であんなことしてるのか』と非難するだけでは駄目だ。
240機もの戦闘機が目の前で軍事演習してる。
F35Pなんて最先端のアメリカの戦略爆撃機もあった。撃ったら撃ち返すということだ。 アメリカに戦略があるのかどうか。
軍は韓国と付き合って、えらい激しい格好で対応してると。ホワイトハウス、国務省はかなり傍観してる。
北朝鮮は優先度が低いというのもあるが、今、傍観してる。ほんとに戦略が見えてこない。
これは非常に危ない事で、その中で誰も止める人は居ない。
日本はどうするのか。
Jアラートで騒いでる時じゃないと僕は思う。
あれで『さあどうだ』という事じゃなくて、本格的に今、朝鮮半島の中で危険水域に入ってるよという認識が無きゃいけないと思う」
関口
「麻生さんが行ってますよね」
薮中
「まあね、麻生さんが行って頂いてどれだけの意味があるか・・・
話をするというのはいいことだと思いますけど、私はむしろ日本はアメリカと本格的な話をして、どうしようと。
中国も巻き込んで北朝鮮の核ミサイル問題がこれだけ危ない状態になってるぞということを、日本がリーダーシップを取って具体的な北朝鮮の核ミサイルの廃棄に向けてどんな絵を描いていくかをやらなきゃいけないと思う」
薮中氏は 外務事務次官として北朝鮮の核問題を話し合う6カ国協議とか三者会談とか色々な国際会議に出ていたが、何の成果もあげられなかった。
安倍さんが生きていればともかく、日本がリーダーシップを取ることなど残念ながらあり得ない。

渡部カンコロコンゴ清花
「アメリカの合同演習止めろという声があるなかで、日米の軍事演習もエスカレートに加わっていることも認識しなきゃけない。
いま日本で在日朝鮮人の人達や子供達に対するヘイトクライムが急増してることを見過ごしてはいけない。
朝鮮学校に嫌がらせの電話が掛かって来たとか、電車の中で足を踏んだという報告がある。いつ危害に遭うか分からないという中で集団下校をさせている朝鮮学校もあるという風な報告がある。
なので、○○(聞き取れず)危害を気にする必要がない中にいる大多数の人達が声を上げないと、また消されしまう声でもあるので、ここは我々もキチンと見て行かなければいけないと思った次第です」
関口
「ヘイト的なものは何の役にも立ちませんからね」
いわば敵国の朝鮮学校が日本にあること自体が不思議で理解できない。
しかも日本政府は様々な特典を与えているという。
北朝鮮への批判をヘイトという外来語でレッテル貼りして否定するのはいかがなものか。
ただ、日本に帰化した朝鮮半島人の中には個人的には良い人が居るのは事実だ。
松原耕二
「誰も止める人が居ないというのは非常に大きいと思う。
安保理もまったく機能しなくなってると。
北朝鮮はいまロシアに物凄く接近していて、その結果、ロシアは拒否権を発動してくれる。
中国も同調している。
だから追加の経済制裁も無い。好き勝手に振る舞えるという状況になっちゃってる。
こうした中で北朝鮮はもしかして戦略を変えたのではないかという分析も出てる。
つまりこれまでの基本戦略は非核化を材料にしてアメリカからいろんなものを引き出すと。
これまでは非核化が材料になっていた。
ただ、もしかしたら環境の変化、ロシアの事もあって、もう非核化というのはいいと。
そうではなくて核の保有国になって中国・ロシアとパートナーになって中国・ロシアから引き出すと。
そうなると、非核化なんてもういいんだという事になっちゃう。
これはもしかしたら今回のミサイルの乱発というのは、北朝鮮が新しい時代に入ったぞという可能性もあるような気がする」

支那・ロシア・北朝鮮の3正面に日本はどう対峙すべきか。
それを論じて欲しい。
この顔ぶれではどだい無理な話だが・・・
韓国の群衆事故・韓国で156人死亡
被害拡大したメカニズム
韓国の事故についていろいろ分析していたが、韓国では日本と違って警察が国民に舐められているという根本原因については不問。
今週も限り無くサイテーだった。


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