2016.12.06 (Tue)


区議「七人の侍」の除名処分は当然だ


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未練がましい七人の区議

 東京都知事選で自民党都議連が推薦した増田寛也候補ではなくて勝手に立候補した小池百合子候補を応援した七人の区議が問題となった。
党議拘束を破った7人の反自民の区議はマスメディアに「七人の侍」とおだてられて有頂天だったが、始末書を書かなければ除名すると脅されて、それでもやせ我慢で反発し始末書は出さなかった。
そのうち自民党に戻りたいと言い出した。

産経ニュース(2016/11/28)
【7人の侍処分】
「自民党に残りたい」小池百合子知事支援の区議が降参 下村博文都連会長、怒り隠さず

2016120701.jpg

 自民党東京都連の下村博文会長は28日午前、7月の都知事選で党の方針に反して小池百合子知事を支援した豊島、練馬両区議7人の代表者2人と党本部で面会し、10月30日から先送りしている7人の離党勧告処分について意見を聴いた。2人は「自民党に残りたい」として、処分の見直しを要望。12月5日までに都連が書面を通じて7人の意向を聴取し、最終処分を決める方向となった。 ただ、都連内には、小池氏を支える「7人の侍」として都連と激しく対立した7人の除名を求める強硬論が根強く、処分の軽減となれば反発が予想される。
 面会には河原弘明・豊島区議と村松一希・練馬区議が出席し、「7人は自民党を出るつもりはない」として離党届を出す考えはない旨を伝えた。その上で、小池氏を支援した若狭勝衆院議員=東京10区=が口頭による厳重注意にとどまった経緯と比べ、「離党勧告はあまりに違う」と見直しを求めた。7人は現在も小池氏と連携しており、自民党への残留は小池氏の意向とみられる。
(以下略)

しかし今日、自民党東京都連は最終的に7人の区議を除名処分とした。
区議の一人は若狭氏にはお咎めなしなのに自分は除名処分とはと不満を漏らした。

産経ニュース(2016/12/6)
若狭氏との差に不満「上にゆるくて…いかがなものか」

 今回の処分決定について区議らは「厳粛に受け止める」としながらも、同じように小池百合子都知事を応援しながら口頭の厳重注意にとどまった若狭勝衆院議員との“格差”に、納得できない表情を浮かべた
 「当初から除名覚悟で小池知事を応援してきたし、都連の処分を受け止めざるを得ない」。豊島区の河原弘明区議は神妙な顔つきで報道陣の取材に応じ、今後も小池氏と行動をともにする方針に変わりはないとした。
 ただ、若狭氏との処分の違いについては「上にゆるくて、われわれにきついというのはいかがなものか」。練馬区の尾島紘平区議も「都連へ抗議したが、最後まで分かってもらえなかった」と悔しさをにじませた。
 除名後の議員活動や、来夏の都議選で自民の公認候補を応援するかに注目が集まるが、両区議は「まだ決まっていない。今後のことについては支援者らと相談して決めていきたい」と述べるにとどめた。


(引用終わり)

侍らしくないボヤキはみっともない。
しかし若狭議員も当然のことながら除名処分とすべきである。

小池新党が出来て抵抗勢力になることを恐れているとしたら、腰が引けている自民都連もブザマだ。
都知事になって、五輪開催地で3連敗は間違いない小池都知事に新党など作れるはずはない。
小池自身が自民党から抜けることを怖れているのである。
石破の復権を心待ちにしているだろうが、ムダである。

加えて、小池塾の評判も高い参加費を取った割りに講師陣が貧弱だと散々である。
東京都は石原慎太郎を除いて歴代の都知事が本当にタマ不足である。
蓮舫が罷り間違って都知事になることを考えれば数倍ましではあるが。




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2016.08.02 (Tue)


都議会に挑む小池新都知事のお手並み拝見


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小池の実績何も無しと武田邦彦

 内閣府の記者会見で自民党推薦の増田寛也候補の大敗について問われた石原伸晃都連会長は・・・

石原
「私の責任?それは当然、私、凄く歴任を痛感してます。
しかしね、今回困ってるのは、ご存知の通り、都知事選挙てのは党本部マターなんですよ。
で、明日改造ですよね。
やはり、この新しい新体制のみなさんと、まずは話をしなければならないんだと思います」

石原
「自民党という政党が組織を挙げて推薦した方がなぜ敗れたのか。しっかり総括して責任論には真摯にお応えしていきたいと思っております」

石原
「お金も都連でなく党本部が集めたのであり、責任者は幹事長だ」


自転車事故で入院中の幹事長の責任だと言ったり、この男、本当にダメである。

テレビメディアは、猪瀬や舛添が都知事になった時の都議連の歓迎振りと、今回のすげない対応をVTRで比較しながら・・・

「小池氏の都議会自民党への挨拶に幹事長と政調会長のトップ二人が不在。自民党の議長と公明党の副議長の僅か二人、それも5分予定していたのに30秒で終わった。記念写真も断られた」

と対決関係を面白おかしく伝えた。
劇場手法はマスメディアのいいネタである。

 小池は「私が都知事になってまず最初にすることは都議会を解散させることだ」と言って世間の注目を惹こうとしたが、後になって首相と違って都知事に都議会を解散させる権限は無いと知って、いやそれは知っていたがショックを与えるためにわざと言ったのだと言い訳した。
小池の面目躍如といったところである。

小池も石原もどっちもどっちである。

そんななか、安倍首相の信任の厚い稲田朋美政調会長が明日、防衛大臣になる予定だと伝えられた。
首相への階段を、また一段登ったという感じである。

小池防衛大臣は赴任して僅か2ヶ月で辞任したが、稲田防衛大臣は中国や北朝鮮を相手に実力を発揮するに違いない。

小池といえば、8月1日「虎ノ門ニュース」で武田邦彦氏は・・・

武田邦彦
「小池と増田がそれぞれ230万票で、鳥越が130万票ぐらいかと思ったが全然違う。(中略)
有名人に投票するか、それともベテランで実力のある人に投票するかと言えば、今度も都民は有名人に投票した」

半井小絵
「小池さんは名前だけじゃなくて実績があるんじゃないですか?」

武田
「実績は何もないじゃないですか? 防衛大臣の時も実績無かったし、環境大臣の時も『クールビズ』なんて環境に悪いことしちゃったし。政治的には何もやっていない。失敗ばかり」


・・・と手厳しかった。

しかし、多数決の民主主義のルールに従って291万票を取った小池を支持すると言っていた。

 なお稲田防衛大臣になってもらっては困る中国や北朝鮮の回し者から稲田氏を誹謗するコメントがあったが全て削除した。
よほど焦っているらしい(笑)

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2016.08.01 (Mon)


小池都知事誕生を各紙社説はどう報じたか


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垣間見える各紙の立ち位置

都知事選挙から一夜明けた今日の各紙朝刊の社説は都知事選をどう報じたか検証してみた。

⇒【産経新聞社説】
【主張】小池都知事 混乱から安定へ変貌せよ


小池百合子の手法を劇場型と断じ・・・

「約1100万人の有権者を相手にする都知事選は『人気投票』となる要素が大きい。他の有力候補は『劇場型』選挙に対して十分な存在感を示せなかった。
 ただし、山積する都政の課題の解決は、こうした手法が通用するほど簡単なものではない。」


と皮肉たっぷり。

少子高齢化対策、直下型地震対策、東京五輪・パラリンピック成功などの諸問題を解決するために国や周辺自治体との信頼関係を築けと注文し・・・

出馬経緯をめぐる都連との間の遺恨などは、都民とは無関係である
都政を前進させる諸制度の改革のような、具体的な政策をめぐって抵抗勢力と対決するなら、有権者も望むところだろう。」


・・・と加熱するマスコミの遺恨ニュースに釘を刺した上で、敗者の敗因を次のように冷静に分析した。

「自公が推した増田寛也氏は、岩手県知事などを務めた実績などから『実務型』と安定性をアピールしたが、知名度不足が響き、支持は広がらなかった。首相官邸側の支援も積極性に欠けていた。
 野党4党推薦の鳥越俊太郎氏は知名度こそ高かったものの、憲法問題など国政への言及が目立つ一方、都知事になって何をしたいのかが伝わらなかった。
 参院選の延長線上で、都知事選を野党連携の場に位置付けた民進党などは失敗を繰り返した。」


最後は共産党と連携した民進党を批判した。
産経新聞の立ち位置がよく分かる社説である。

【読売新聞社説】
東京都知事選 小池氏は地道に重責全うせよ


誰でも言える増田と鳥越の敗因を示した上で・・・

「小池氏も、『改革』『エコ』といったキャッチフレーズ先行の演説が少なくなかった。今後、何より求められるのは、地に足の着いた政策の遂行である。」

と小池にも苦言。

東京五輪・パラリンピック、少子高齢化対策、保育・介護施設、首都直下地震、政治とカネの問題について産経同様の注文をつけた。

⇒【朝日新聞社説】
小池新都知事 都民本位の改革実行を


「初の女性都知事の誕生だ。日本の首都の顔として、持ち前の発信力を生かしてほしい。」

と産経・読売に比べて前のめり。

「自民党の意向に逆らった末の勝利である。都民の胸中には、党による「組織の論理」に対する反発が色濃くあったはずだ」

・・・と憎っくき自民党をやっつけたという快感に溢れている。

その一方で、自虐史観の克服を訴えて小池を支持した「新しい歴史教科書をつくる会」のような・・・

「特定の価値観ではなく、自らが公約とした「多様性」を認める教育をめざすべきだ」

と釘を刺した。
さすが亡国の朝日新聞。

⇒【毎日新聞社説】
小池東京都知事 変化への期待に応えよ


「舛添要一前知事の辞任に伴う急な選挙で模様眺めをする政党をよそに、小池氏は自民党の了承を得ず出馬に踏み切り『やる気』をアピールした。 」

と周到な計算づくで「崖から飛び降りた」小池を激賞。

除名処分の通達が追い風になったなど当たり前な分析をした上で・・・

「都議会を敵と決めつけ、劇場型の対立をあおるような手法で成果は得られない。」

・・・と注文をつけた。
しかし小池が当選したのはその「劇場型の対立をあおる手法」を使ったからだ。

自民党は反省せよ、野党4党は保守分裂の好機を生かせなかったと結論。
最後に・・・

「(民進党は)党全体で野党共闘のあり方を議論し、選挙結果を真剣に検証すべきだ」

とある意味エールを送った。

【東京新聞社説】
新都知事に小池氏 愚は繰り返すまい


「大勝したのは、古巣の自民党に反旗を翻して、独りで挑んだ小池氏だった」

と小池劇場を満喫。

【嫌われた既成政党】というサブタイトルで・・・

「宇都宮健児氏の思いを切り捨てた。政党の思惑を優先させ、草の根の声を踏みにじってしまった」

・・・と自民と民共を両成敗。

【市民感覚の錬磨こそ】というサブタイトルで・・・

「都民が決める。都民と進める。東京の未来」。それが小池氏が掲げたスローガンである。
真意ならば、他の候補二十人に投じられた票の重みも忘れてはならない。
おごらず、いつも市民感覚を磨き続ける。そんなリーダーであってほしい。」


・・・とカッコ良すぎ。

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2016.08.01 (Mon)


予想通り小池が圧勝した都知事選


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所詮は人気投票だが

 都知事選は予想通り小池百合子候補が当選した。
消去法で行けばそれしかなかったとも言える。
マスメディアが取り上げた小池、増田、鳥越の誰もお勧めでなかったので、いっそのこと鳥越に入れて数ヶ月で鳥越ダウン、もっといいタマを探して再選挙という奇策を考えたが、違った結果になった。

せめて小池になったからいいようなものを、(矛盾するようだが)間違えて鳥越が都知事になったとしたら、自民分裂の原因を作った小池の責任は免れないところだった。

 最終日には、小池は「私は焼き殺されてもいい」とジャンヌダルクに己れを擬して劇場型パフーマンスを完結して都民の同情を買った。
ところが当選した途端、劇場型はいけないと小池が言ったから呆れる。
こういう所が小池を嫌う理由の一つでもある。

地方からの出身者が多い都民の浮動票は無責任な人気先行の投票行動を示すことは、過去に青島幸男を選び、都知事選ではないが、蓮舫や山本太郎を当選させる行動からも示される。

政策だの何だのと言っても、都知事選は所詮は人気中心、知名度中心の選挙なのだ。

 有力者に寄り添って政党を渡り歩き(本人と一部支援者は渡り歩いたのではなくて、政党や党首が変わっただけと言っている)、自民党に居られなくなって「崖から飛び降りたら」都知事という次の栄誉ある地位が待っていたという誠に幸運な女性である。

タマが悪かったこともあるが、都知事選に組織票は効かないという証明にもなった。

鳥越を担いだ民進党、共産党などの野党4党は懺悔すべきだ。
特に投票日前に突然、次期代表戦に不出馬を表明した岡田党首は敵前逃亡と言われても仕方が無い。
共産党の小池書記長は負けても共同作戦は気持ち良かったと言っているから付ける薬は無い。

⇒産経ニュース(2016/7/31)【東京都知事選】
共産・小池晃書記局長「気持ちいい野党共闘関係できた」完敗なのに満足感たっぷり


一方、増田を担いだ石原伸晃もドン内田も当然責任を取るべきだ。

そして11万票で5位につけた桜井 誠候補の健闘が何より明るい話題となった。

【追記】
自民党の幹事長は二階俊博総務会長に決まったようだ。
親中派の二階は獅子身中の虫だが、今のところ安倍支持を表明している。
岸田外相を充てて次期首相の力を付けさせるよりも安泰かもしれない。
岸田外相が動かないとすると、稲田朋美外相は見果てぬ夢か。

谷垣氏続投を報じた毎日新聞は誤報となった。
「自民党:谷垣幹事長続投へ」(古本陽荘)のウェブ記事は削除された。

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2016.07.31 (Sun)


TBS「サンモニ」ヘイトクライムと称して言論の自由弾圧


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読みながら初めて泣いた産経抄

 今日はいよいよ東京都知事選の投票日、恐らく鳥は地に墜ちて小池・増田の保守分裂の戦いになるだろう。
安倍首相は予想通り増田候補の応援演説には表れず、橋下 徹氏と会食して憲法改正の話し合いを進めた。

その他大勢の候補者の中でネットで注目を浴びているのが前在特会会長の桜井 誠候補。
在日特権を許さないという姿勢は間違っていないと思うが、それをヘイトスピーチ犯罪と一緒にして今日のTBS「サンモニ」は批判した。
これは明らかな選挙妨害、公職選挙法違反ではないのか。

 27日に発生した障害者施設での残酷な犯罪ニュースを冒頭に持ってきて、それを弱者をヘイトするヘイトスピーチクライムと同等だと決め付けて番組を締めくくったのである。

TBS「サンモニ」(2016/7/31)
障害施設で凶行 19人殺害 26人重軽傷
     
「風を読む」
今回の障害者への犯罪者はヒトラーの影響を受けていた。

ナレーション
「今回の事件で繰り返された障害者への暴言。しかし、こうした言葉を特殊なものとして片付けられないものが、実は現代の社会には見られるのです。社会心理の専門家は・・・」

薄井真史(新潟青陵大学教授)
「他の価値観の人間たちを認めない。自分と違うものは力で叩き潰せばいいのだというそんな思いが世界中に広がって偏見・差別の嵐が吹き荒れているのだと思います」

ナレーション
「確かにここ最近、自分と異なる他者に偏見や憎悪を抱いて排除するいわゆるヘイトクライム、憎悪犯罪が世界各地で相次いでいます」

フロリダ銃乱射事件、ミュンヘン銃乱射事件を例に引いて・・・

ナレーション
「異なる民族や宗教、あるいは障害のある人々を差別し、憎み、殺害にまで至る。こうした状況に専門家は・・・」

薄井
「人間の心には悪の部分はある。『差別』したくなる思いがある。それを自分の力で抑え込んできた。それは『本音』と『建前』で、現代社会で『建前』は悪いことで『本音』で語るべきだと誤解した人達が居る」

ナレーション
「実際、いま世界では暴言としか言えない政治家が人気を博するなど、理性や寛容さとは程遠い発言が社会に広がっています」


トランプ氏とフィリピンのドゥテルテ大統領のVTRが流れる。

ナレーション
「そしてこういった現象は日本でも決して無縁ではないのです。このところ日本でも障害者やマイノリティに対する心無い発言が相次いでいます。
例えば、同性愛者に対して『異常動物』、障害児の出産について『そういうことを減らしていける方向になったらいい』。
これらは現職の市議と教育委員だって人物の発言で、いずれも厳しい批判を浴びました」


「日韓断交」の幟や日の丸、旭日
旗を立てて銀座を抗議デモするVTR。

「朝鮮人を叩き出せ!」「叩き出せ!」

2016073101.jpg

ナレーション
「こうした極端な発言に限らず、街中ではヘイトスピーチ(憎悪表現)が繰り返されるなど、差別的な言動は日本社会にも広がっています。本来ならば口にすべきではない言葉を口にし、異なる他者を否定するような昨今の風潮。
その背景について、薄井教授は・・・」


薄井センセは「匿名で憎悪表現が自由に出来るネット社会がヘイトクライムを生む」と解説。

「在日チョンはさっさと帰れ、馬鹿」

「韓国人も北朝鮮人も癌みたいなものだから」

「死ねゴキブリ朝鮮人」


(確かにこういう極端なコメントや、「出自は朝鮮ではないのか?」という決め付けは良くない。
しかし、「日韓国交断絶」はヘイトクライムではないだろう)

ナレーション
「ネットで育まれた憎悪が現実社会に新たなヘイトクライムを生み出す悪循環。私達の社会からいま理性や寛容さが失われつつあるように見えます」


ここまでが前フリで、ここから自己閉鎖的なスタジオ談義が始まる。

関口 宏
「なんか差別的な考え方が自分の中にあること自体が恥ずかしいみたいな感じがあったんだろうけど、それがどんどん無くなってきたのかなあ」

橋谷能理子(サブキャスター)
「口に出すようになりましたよね」

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寺島実郎
「大事なことは、今回失われた、殺されてしまった人達の家族の思いというものを考えた時に、人間てのはやっぱり様々な煩わしさとか、悲しみを背負いながら生きてるんだけども、その煩わしかったも知れないけれども、こういう人を失った瞬間に襲い掛かってくる悲しみというか・・・人間というものはそういうものを背負い込みながら生きているもんなんだという事に気づかなきゃダメだとボクは思いますね」


「煩わしかったかも知れない」という寺島実郎センセのお言葉を被害者のご家族はどう受け止めるのだろう。

今朝、産経抄を読んで泣いた。
産経抄を読んで涙を流したのは初めてである。

⇒産経抄(7月31日)

 少年は重度の脳性マヒだった。14歳で詠んだ詩の一節にある。〈ぼくを背負うかあさんの/細いうなじにぼくはいう/ぼくさえ生まれなかったら/かあさんのしらがもなかったろうね〉(昭和50年、山田康文『ごめんなさいね おかあさん』)。

 ▼手足が不自由で会話もできない。閉ざされたはずの世界から詩は生まれた。少年の「言葉」に気づいたのは、当時の養護学校で言語訓練を受け持った向野幾世さんである。目をぎゅっとつぶれば「イエス」、舌を出せば「ノー」。目と舌の信号で紡いだ労作だった。

 ▼「表情はことばの宝庫」と向野さんは自著に記している。目や口の動き、涙、洟(はな)、よだれ…。「障害者」と呼ばれる子供たち一人一人の体に「言葉」は宿っていた。抱きしめれば理解できる、と。向野さんを動かしたのは「健常者」と呼ばれる者の職責だったろう。

 ▼「障害者は不幸を作ることしかできない」。相模原市の障害者施設で凶行に及んだ元職員の男は、こんな妄言を手紙に記していた。気づく機会はあったはずである。入居者の指先の温もり、目元や口元をかすめるわずかな変化に、「言葉」が宿っていたはずである。

 ▼〈ありがとう息子よ/あなたのすがたを見守って/お母さんは生きていく〉。冒頭の詩に応え母が詠んだ詩である。それに応えて、少年もさらに自分の詩を紡いだ。〈ありがとうおかあさん〉で始まる詩は続く。〈やさしさこそが大切で/悲しさこそが美しい〉と。

 ▼〈そんな人の生き方を/教えてくれたおかあさん…〉。少年は詩を完成させてまもなく、短い生涯を閉じた。凶刃に命を絶たれた人たちにも親や友人たちとの間に行き交う〈ありがとう〉があったろう。虚空に消えた「言葉」に耳を澄ませてみる。


産経抄を引用したら、「サンモニ」コメンテーター達のコメントを引用する気も失せた。

最後に岸井センセが・・・

岸井成格
「日本は鎖国国家と言われるくらいでなかなか受け入れないところがあるが、これからは難民とか移民をどんどん受け入れるように求められたり、少子高齢化や人口減少と社会構造が変わっていくと、外国人労働者をどんどん入れざるを得なくなってくる状況になる。
その時に日本人が、今までどおり寛容で居られるかどうか物凄く心配になってくる。
その備えを今から教育も含めてやっていく必要があると非常に強く感じる」

関口 宏
「教育は大きいですよねえ、有難うございました」


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