2007.09.11 (Tue)


胡錦濤の独り言

胡錦涛のひとりごと
(旧ブログ「反日勢力を斬る」2005年11月15日から転載)
雑誌「正論」の大島信三編集長のお目に止まり、「正論ブログ」で紹介されたので、当時としては空前のヒット数になりました)


10月17日はあれほどプレッシャーを掛けておいたのに変人のコイズミは靖国に参拝しおった。
今までの首相と違ってなかなか一筋縄ではいかない男だ。

しかし、まあ、大阪高裁への工作活動が実を結んで、傍論とは言え、「首相の靖国神社参拝は憲法違反だ」と判決を下させることに成功した。

その結果、コイズミは一般人の参拝と同じように、本殿にも上がらず、記帳もせずに、賽銭をポケットから出してチャリーンとやりおった。
折から降り出した小雨はコイズミにとって冷たかったことだろう。
この、哀れな姿を日本の国民に晒したことは、まあまあ成功したといえよう。

さら幸運だったことは、この日にわが国が技術の粋を集めて開発した有人宇宙船「神舟6号」が無事帰還したことだ。
国内のメディアにはこのニュースを大々的に取り上げるよう指示し、事なきを得た。
これで共産党の一党支配に不満をもつ農民たちや、わが軍の不平分子の注意をコイズミの靖国神社参拝からそらし、国威を高めることもできた。

王穀中日大使には日本政府に対し「このおめでたい日に参拝するとは中国人民に対する重大な挑発だ」と厳重抗議させたが、コイズミのやつ、もしかしたらわざとこの日を選んで参拝したのはオレに対する配慮かもしれない。そうだとしたら、たいした奴だ。油断も隙もない。

われらが同志、朝日新聞が社説で神舟6号を神州6号と間違えおった。
馬鹿め!われら共産主義者に神など要らぬ。
19日に訂正記事を出したが、最近の朝日新聞は反日NHKと同士討ちをしたり、まったく内紀が乱れている。工作員の総入れ替えを検討する時期かもしれない。

NHKもNHKだ。反日偏向工作はもっと巧みに行わなければならないのに、あまりにミエミエの放映をするから、ブログとか称する電網を使った最近の小うるさいハエどもが、それに気づいて騒ぎ出している。

江沢民は靖国を対日外交カードにしたが、オレはできることならその手は使いたくなかった。
しかし、使ってみたら8月15日に靖国神社には20万人を超える参拝者がつめかけ、衆院選挙ではコイズミが圧勝してしまった。
失地挽回のために、「国立追悼施設」を作るように圧力を掛けている。
馬鹿な売国奴たちは議連を作って検討を始めたが、そんなものを作っても、まだまだ外交カードの手持ちは豊富にあるわい。

売国奴の育成に、いままで目星をつけた日本の政治家を、金、女、恐喝の3本柱で取り込んできた。
現職を退いた後も厚遇して、現職時代に中国のために尽くしてくれれば、一生続くということを、他の政治家にもそれとなく伝える外交政策で成功してきた。

たとえば、中国に招待して最高級ホテルのプレジデンシャルスイートに滞在させ、風光明媚な観光名所に案内し、最高の茅台酒と美女の接待で転ばせた。
そのうち何人かの政治家の名前は某ブログで暴かれたが、実はまだまだ隠し玉がおる。

しかし、この手は変人のコイズミには通用しないのが悩みのタネだ。

二つ目にオレが憂鬱になるのは、子飼いの公明党が最近存在感を失って、コイズミに対する神通力は昔日の面影もないことだ。
公明党はコイズミの参拝を直前まで知らされなかったフリをしたが、どうせ止められないからそうしたまでだ。
実はオレのところに一度女で落選した男からコイズミ参拝の意向はそれとなく知らされていたのだ。

三つ目の憂鬱は、経済状況の変化だ。
中国は今も今後も世界の工場でありたい。日本企業を誘致し、日本からの投資が欲しい。
20年近く経って、中国は世界の工場から世界の市場にさま変わりした。
今や主導権は日本に握られてしまった。
反日デモのたびに各自治団体や観光業者は真っ青になっている。日本人は金満家で気分屋だから、嫌気がさしたら平気でキャンセルする。

最後の憂鬱はコイズミ引退の後だ。
コイズミは間違いなく引退する。保身を考える必要のなくなった人間は強い。しかしオレは後10年軍事委員会主席として、四方八方に気を使わなければならない。

コイズミの後継者も靖国参拝に踏み切る可能性は高い。そのたびにオレは人民に向かって怒りの表情を見せなければ、国家の最高指導者としての示しがつかない。
政府一体となって、そのつどパフォーマンスを繰り返さなければならない。
そのとき、日本との関係を大切にしたい勢力にも配慮をしなければならないのだから憂鬱だ。
しかも、それをやりすぎると、今のところ農民の暴動を抑えている人民軍が反乱するかもしれない。

なんでこんな厄介な靖国恫喝外交を引き継いでしまったのか、本当に悔やまれてならない。
(以上は「正論12月号」の大島信三編集長の「中国がしみじみと味わう靖国外交失敗の悲哀」を参考に勝手に脚色したものです)


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テーマ : 中国問題 - ジャンル : 政治・経済

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