2022.01.30 (Sun)
「Hanada」3月号が面白い
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Hanada3月号の総力大特集は「岸田総理への注文」。
記憶のある限りでは、「安倍総理への注文」や「菅総理への注文」などという大特集はかつて無かった。
さすが「右向け右」の花田紀凱編集長である。
しかし表紙を見ると河井克之元法相の「獄中日記」と高市早苗政調会長の「台湾をもっと大切に」が並んでいて目を引くのは異様だ。
河井氏の「獄中日記」を読むと、検察の有無を言わせぬ横暴ぶりが目に余る。逮捕される時、気丈に振る舞った夫人も最近、服毒自殺と思われる事件があり、一番悪いのは金をばら撒いた二階前幹事長ではないか。
岸田首相批判はコラム記事でも、「決められない男」(九段靖之介)、「新しい資本主義の欺瞞」(田丸秀男)と散々だ。
いままで初っ端からこんなに批判の的になる総理は記憶にない。
しかもそれが全部、的を射ているからどうしようもない事実ということだ。
総力特集の2は「それでも五輪開催国か!」と題する識者や保守系自民党員による支那批判。
籾井勝人氏と遠藤 誉氏の対談「中国依存が日本を滅ぼす」も面白い。
支那については第一人者の遠藤誉女史が・・・
遠藤 誉
「岸田政権は『言うべきことはきちんと言う』などという呪文を唱えているが、実行動は全く伴っていない」
「もう自民党は『親中』と『反中』の議員に分かれるべきだ。高市早苗氏などには新党を立ち上げてもらいたいくらいだ」
・・・と過激発言をすると、元NHK会長の籾井勝人氏が「まあまあ」と宥めたりしている。
そして第三弾は藤原かずえ女史の玉川徹、蓮舫批判。
いつものようにコロナ・ゼロロリスクを唱える玉川徹コメンテーターのコメントを文字起こしして、大批判。
「なんと玉川氏は、国がテレビの専門家の言うことを聞かないとして抗議したのです。
玉川氏はテレビが国の上に君臨する統治者だと明らかに勘違いしています。総務省は、公共の電波を私物化して民主主義を覆す番組を放映するテレビ朝日から放送免許を剥奪する必要があります。」
「岸田政権が不合理なゼロコロナ政策を突き進めるのも、ワイドショーかゼロコロナ推進報道をやめないのも、ワイドショーに洗脳された多くの国民がゼロコロナを目的化してしまっているからに他なりません。最も懲りていないのは日本国民であるといえます」
日本国民はテレビのワイドショーのコメンテーターの命令に従った。
相手はコロナウイルスという意思を持たない存在だから何とか対応して来たが、日本侵略を狙う悪意ある覇権国家や日本の弱体化を狙う策謀国の場合には日本国民のナイーヴな思考プロセスは国家の致命的な脆弱性となりかねない・・・
と危惧しているが、このような番組が堂々と流されていることは日本がすでに侵略されているのではないか。
木村盛世元厚労省医系技官は「オミクロンでコロナは終わった」としているが、そうあって欲しいものだ。
最近「WILL」に押され勝ちかと個人的には思っていたが、「Hanada」もなかなか面白い。
まだお読みでない方は是非とも御一読を・・・


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2022.01.28 (Fri)
「WILL3月号」は岸田政権と支那批判特集
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高市早苗政調会長の連載が始まる

WILL3月号は岸田首相批判特集号と言ってもいいのではないか。
ネット保守の多くが岸田首相に不信感を抱いている。
「聞いて、考えて、動かずの岸田流」と題して岸田首相を大批判。
「総理、問われているのは人権ですぞ!」
(阿比留瑠比・有本 香対談)
岸田首相や林外相がアメリカに信用されていないことは今は知らない人は居ないが・・・
有本 香
「岸田首相は外交問題が生じた際は必ず安倍元首と面会している。安倍氏と相談した上での結論と表面上は見せているが、本音は違うのではないか。
全面的に自分に批判の矢が向けられないよう、安倍氏を盾にしている印象を受ける」
・・・と鋭い指摘をすると、それに応えて阿比留氏もオミクロン問題について・・・
阿比留瑠比論説委員兼政治部編集委員
「政権に対する批判逃れのため、役人に責任転嫁しているように見える。
少なくとも官邸が司令塔機能を果していない」
・・・と手厳しい。
有本
「"やってる感" を出しつつメディアの批判を受けないよう、保身を図っているのか。
人事も疑問だらけだ」
・・・と林氏を外相にした人事を批判。
これに対して阿比留氏は宏池会ナンバー2の林外相を潰したいと思っていると意外な答え。
「岸田総理自身は中国に特に思い入れはないとベテラン政治家から聞いている」
とこれまた意外な答え。
その他の人事についても堀内矩子ワクチン担当相、福田達夫総務会長などが槍玉にあがった。
阿比留
「朝日新聞は政権発足当初、麻生・安倍の影が見え隠れするなんて馬鹿げたことを書いていました。でも、いざフタを開けてみたら、その二人に背を向けた、イヤミな人事ばかりしている。」
まさしくその通り!
有本
「岸田首相は『日本の文在寅』になるかも知れない」
これ以上は本誌をお読み頂きたい。
もうひとつ・・・
岸信夫防衛相が官邸に「緊迫する東アジア情勢のなか、台湾海峡の平和と安定は、わが国の安全保障と分けて考えることはできない。両岸関係の平和的な解決を求める」との文言をつけ加えて欲しいと要望したのに対し、官邸は「過去に台湾について入れたことはない」のひと言で拒絶した。
林大臣の率いる外務省が反対し、その代わり外務省から官邸に日中国交正常化50周年の文言は是非入れて欲しいとの要求があった。
官邸と外務省は、完全に中国共産党の影響下にある」(門田隆将)
今日のニュースによれば、韓国に遠慮していた岸田首相と林外相は重い腰を上げてユネスコに佐渡金山の世界遺産の登録申請することになった。
24日の衆院予算委員会の冒頭に高市早苗政調会長が登録申請を2月1日の締め切り日までに提出すべきだと強く求めたためであり、まさしく高市氏の功績である。
その高市早苗政調会長の連載が本号から始まった。
題して、「早苗の国会月報」。
初回は「米中の板挟みから日本企業を救出せよ」
今年の通常国会は米中の対立が激化するなか、経済安全保障が主要テーマになるという。
米中の法制度の板挟みになる日本企業を救済する方法を日本の法律で救う必要があるとのこと。
しかし野党4党は第二の「モリカケサクラ」を狙って妨害することだろう。
夏の参院選で無能な野党を大敗させなければならない。


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2021.12.27 (Mon)
「正論」2月号に溢れる岸田政権への疑問
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「正論」2020年2月号の特集は「岸田政権の対中姿勢を問う」。
言論誌が現職の総理大臣批判を特集することなど、今迄聞いた事が無い。
保守派の「正論」が、保守派であるべき自民党総裁に危機感を抱いているのである。
田久保忠衛氏は「首相は外交・安保通と本当にお思いか」の中で・・・
1.国連、世銀、IMF、WTOなどの国際機関が機能不全になっている。
2.中国の急速な台頭
3.米国の衰退
の3点を挙げて、岸田首相が米中対決の狭間で日本の地政学的立場を分かっているのかと疑問視している。
「外交で騙され易い人、あるいは騙されていることもわからない人ではないか」
宏池会については・・・
「日米中三角形論を持論とする政治家がズラリと顔を並べ、日本はひたすら経済繁栄をエンジョイしようという鉄面皮の国家観だ。憲法改正に手を付けるとは到底考えられない」
と手厳しい。
阿比留瑠比氏は「実像つかめない『ウナギ宰相』と題して北京五輪ボイコットを引き延ばす岸田首相を批判した。
その後ようやく「ボイコット」らしき決断をしたが。
特集その二は「やばいぞ日本」
「顔が見えない侵略者」と題して、平野秀樹(姫路大学特教授)が産経記者とのインタビューで海外資本、とりわけ支那の日本国土買収問題を解説している。
リベラル派の宏池会についても、「もう『顔は見えている』のである。外国資本の日本国土買収は合法だから日本人の意識の問題である」と。
武蔵野市の外国人投票資格条令案は今回は幸いにも廃案となったが、安心しては居られない。
ガラリと趣向を変えた「初夢は正夢か?」特集では、ノンフクション作家の福田ますみさんが「2030年に日本がボリコレ社会になった!」悪夢を描いている。
しかし、ブログ主はいまもう既にポリコレ社会が始まっていると見る。
潮 匡人(軍事ジャーナリスト)氏は「憲法改正で国防軍ができた」正夢。
しかし国防軍ではなくて正しくは軍隊だろう。
竹田恒泰氏の「旧宮家養子実現へ 皇室典範改正!」は見てみたい正夢。
杉山大志氏の「全原発停止で日本極寒に」、杉山隆男氏の「尖閣が中国領になった!」は見たくない悪夢である。
特集その三は「中国人権弾圧」
高山正之氏の連載「折節の記」は新年いろはがるたは傑作だらけで肩の力が抜ける。
硬軟取り混ぜた「正論」は今回も読まぬわけにはいかない。


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2021.12.23 (Thu)
「WILL2月号」は岸田政権・支那・韓国批判満載
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来年の参院選までに高市政権誕生か

安倍晋三内閣総理大臣と櫻井よしこ女史の対談がオープニング。
安倍氏が「台湾有事は日本有事。日米同盟有事でもある」と喝破して騒然となったことはご存知の通り。
怒った支那が日本の垂駐大使を呼びつけて脅したが、「日本の中にはこうした考え方があることは支那として理解する必要がある」とも平然と反論したのも立派だった。
「台湾侵攻は中国の自殺」(安倍晋三・櫻井よしこ対談)
岸田政権の林外相や中谷人権問題担当補佐官に危機感を抱く櫻井女史に「二人とも現状を十分理解しているだろう」と安倍氏が庇う。
勿論、本音ではあるまい。
櫻井女史が米誌「フォーリン・アフェアーズ」の論文を引用して、台湾・東シナ海・東シナ海の核戦争の可能性を指摘すると、安倍氏はロシアがクリミア侵攻で用いたサイバー攻撃を参考にした支那が台湾をサイバー攻撃する可能性を語っている。
軍事費を倍増してアメリカに挑む支那。
自民党は予想を裏切って衆院選で単独過半数を得た。
立憲共産党の敗北で枝野代表は辞任したが、辞任しない志位共産党委員長を批判した上で、一刻も早く憲法改正をと櫻井氏が結んだ。
安倍・櫻井両氏の対談が総括的なオープニングだとすれば、続く対談は一歩踏み込んだ具体的な課題を語る。
先端技術 中国には断じて渡さない」(北村滋前国家安全保障局長・櫻井よしこ対談)
日本学術会議の会員が支那の千人計画に加担し、日本の先端技術を支那に漏らした。
経済安保の重要性を二人は語る。
安倍政権時代に蒔かれた種がQUADその他の形でいま芽吹き始めていると北村氏。
(やっぱり安倍さんは凄かった!)
そして、岸田外交ほ批判する阿比留瑠比氏が登場。
ヌルい、ユルい 岸田外交 中国のご用聞きか(阿比留瑠比)
北京冬季五輪の外交ボイコットを未だに表明出来ない岸田首相を容赦なく批判。
支那にベッタリの林外相、父が支那ベッタリの福田総務会長。
「岸田政権の外交感覚の鈍さが気になる」と阿比留氏。
林氏の過去の酒席の言動から支那のハニートラップに引っ掛かるのではと危惧している。
中谷元防衛相の任命にも疑問を投げかけ、大宏池会構想のためではないかという。
岸田首相の人事を見れば明らかである。。
辻元清美を応援した山崎拓は除名すべきなのに、党員資格を一年停止しただけ。
岸田政権の誕生には安倍・高市両氏の協力があった。
それなのに清和会への対抗意識を剥き出しにし、高市封じをする岸田首相。0
衆院戦で自民党が勝ったのは安部・高市両氏のお陰。
自民党を見放しつつあった保守的な無党派層を引き戻すことが出来たと。
岸田政権悪いところが今後目立てば、来年夏の参院選に向けて再び政局が動き出す可能性が十分あると。
いよいよ高市政権の誕生か。
その他、支那と韓国テーマにした対談や寄稿が満載の2月号は必読。


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2021.12.11 (Sat)
習近平「慰安婦強制連行は70万人」だと
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「正論」1月号の御紹介
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連載コラムからふたつ・・・
「折節の記」(高山正之)
今年の「名言・迷言ベストテン」を発表。
「まず番外編は習近平の「『祖国の完全統一』という歴史的課題は必ず果たさなければならないし、果されるだろう」
臭菌餅は北京冬季五輪が閉幕するまでは大人しくしているだろうがそれから先は油断出来ないとして、ロシアのプーチン政権がソチ冬季五輪が閉幕した途端にクリミア半島を併合したように、台湾危機も近いと予言。
その冬季五輪には主要民主主義国が「政治的ボイコット」を宣言したというのに、まだウジウジと決断できない二股外交の岸田首相が第2位。
第2位「聞く力は誰よりも優れている」(岸田首相)
第1位「辻元清美が当選すれば、日本のためになる」(山崎拓)
もし当選すれば立憲民主党代表になっていたと。
「エロ拓」は味方を装って辻元を応援し、自民党大嫌いの辻元支援者をドン引きさせた黒田官兵衛だと皮肉った。
高山氏の毒舌は来年も楽しみだ。
「政界なんだかなあ」
野党・マスコミの「森友問題」無責任体質(阿比留瑠比)
近畿財務局の赤木さんを自殺に追い込んだのはマスコミと野党だと断言。
「文書やデータが開示されるたびに、安倍氏らの関与などなっていった」ために「安倍夫妻を糾弾してきた野党議員は口をつぐみマスコミは何もなかったように知らん顔をしている」。
「赤木さんの味方ぶった野党やマスコミも、赤木さんを追詰めていた事が明らかになった」
残された音声データには「安倍さんとかから声が掛かっていたら正直、売るのは止めていた」、「少しでも野党から突っ込まれるような事を消したいということで(改竄を)やった」
とある。
昭恵夫人を追及したマスコミと野党(江田憲司)の質問を再現し「名誉毀損罪に問われてもいい」と。
「先の衆院選で立憲民主党は、辻元清美副代表をはじめ黒岩宇洋、今井雅人、川内博史各氏ら「モリ・カケ・サクラ」などをめぐり政権批判やスキャンダル追及ばかり執拗に繰り返してきた候補者が、そろって落選した。テレビの予算委員会中継など顔と名前を売ってきた彼らは、逆に有権者に嫌われたのである
野党もマスコミも、他者を攻撃するだけの姿はみっともない。」
誰に唆されたのか赤木さんの妻は3月18日、国と佐川氏に計約1億1000万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴した。
裁かれるべきは野党とマスコミでないのか。
【参照】当ブログの過去記事
「赤木ファイルの公表で朝日は安倍前首相の首が取れるか?」(2021/6/21)
元A宮家M子問題
元A宮家M子のNY駆け落ち婚を保守派論客が批判しているが中でも・・・
『皇室支える仕組みの再建を」と題した江崎道朗氏の論説に注目。
「元宮内庁職員と称する人たちが、皇族を貶める内輪話をマスコミに対してあれこれと吹聴している。
(中略)
宮内庁職員らになんの相談もできまい。宮内庁職員らには、特別の守秘義務を課すべく新規立法が必要だ。」
テレビに良く出て来る山下晋司などその一人である。
「それでも戦中派が健在で、国民の側が皇室のことを正しく理解できている間はまだよかった。だが占領軍は時間をかけて皇室に対する国民の敬意を消し去ろうと、皇室と国民との絆を破壊する措置も講じた」として・・・
1.学校及び公的機関からの皇室と神道の排除
2.皇室と国民の歴史を教えていた修身・国史の授業停止
3.紀元節、明治節の改悪
4.不敬罪の廃止で天皇・皇族だけはいくら誹謗中傷しても構わなくなった
を挙げている。
「今回のご結婚に関して、皇室をあれこれと非難する言論が横行している。
だが、問われているのは、占領軍の改悪を放置してきた、政府とわれわれ国民ではないのか」
戦後派の江崎氏の正論は耳が痛い。
特集「国家・国民を守れ」の櫻井よしこ氏の論説「横暴中国に立ち向かえ」や中国の人権弾圧についてのメインテーマは本誌をお手に取り、是非ともご一読を。
【付記】櫻井氏によれば、習近平政権は慰安婦の強制連行は70万人だと言い出したらしい。
流石に「白髪三千丈」の国である。
歴史を捏造し日本を恨む構造は韓国と同じである。
櫻井
「衆院選の自民党勝利は高市早苗氏が国家のあるべき姿について真っ当な議論を展開したからだ」
【追記】花田紀凱編集長「右向け右」
阿比留瑠比
「安倍元首相は岸田宏池会に安心できないという思いがある」
「またトランプさんになれば安倍さんが出て来る可能性もある。」
「高市さん以外にも安倍派の中には総裁候補が居る」
花田
「安倍派の中にも高市さんに反発する人が多いというのは本当か?」
阿比留
「いったん派閥を出て、やっぱり支援が欲しいから派閥に戻りたいというのは如何なものかと考えている人が安部派の中に多いのも事実だ。
その中には自分が総裁候補だと思っている人が多い。
高市さんは総裁候補として認知されたから戻したくないという思いもある」
高市氏は総裁になるべく、その準備をしていると阿比留氏。
高市氏が冗談交じりに安倍氏から(派閥入りの)のお声掛けが無いと言ったのは、その辺の事を云うのだろう。
高市氏は地方を回って総裁になるべく手を着々と打っているというから期待しよう。


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